『作文の書き方』
この手のハウツー本の中では、かなり文章が上手ですが、これは予備校系の作文の書き方であって、タイトルの受かる小論文の書き方は、誇張表現です。(少なくとも大学では)
そもそも、この程度の小論文で必ず受かると何故いえるのか? その根拠を示さないあたりが、やはり作文なんだと思います。「相手が採用したくなる論文を書く」ということなのですが、実際大学の先生が添削するんだとすれば、本書の狙うところは殆ど無意味です。これにそって書いても「君、文書は上手いけど、中味ないね。小説家にでもなれば。」という評価だと思います。本書はまず文章というものを書いたことがない人にオススメです。☆5つ
けれども、本当に小論文を書きたい人にとっては、何の役にも立たないと思います。★1減点